こどものおしごと

「仕事」は大人がするものそう思うかもしれませんが、実は子どもにも意欲ややりがいを持って取り組み、その活動を通して心と体を大きく成長させる「おしごと」があります。おしごと育児は、モンテッソーリ教育をベースに運動発達や心理学などのエッセンスを取り入れた「おしごと」を子どもに与えて、子どもの力をぐんぐん伸ばす子育て法です。

何のために子どもにおしごとを与えるの?

5歳までの環境やしつけが人生を決めるって本当?

「5歳までの環境やしつけが人生の成功を決定づける」という世界で最も有名な幼児教育の研究があります。人は一生かけて成長し続けていくものですが、幼児期は脳がつくられ人としての土台(身体と心)を築き上げているときですから「今しかできないこと」があります。

また、幼児期が大切…それはわかっていても、一体何をしたら良いのかわからない、そういう方も多いのではないでしょうか。
小さな子どもを育てていると、お世話だけで目まぐるしく毎日が過ぎてしまうものです。「何かしてあげたい」そう思っていても、結局何もできないまま日々が過ぎてしまうということはないでしょうか。

大事な時期を、より良く過ごすために…

そんな大切な時期なのに…

子どもの言動が理解できなくて、イライラしてしまう
イライラに任せて強い言動で子どもを傷つけてしまう
これでいいのか・・・自分の子育てに自身が持てない
自分も子どもも、周りと比べて不安になる

そんなふうに子育てに悩む方がとても多くいらっしゃします。
子どもにとって大切な時期、私たち大人が学ぶことで、より楽に、より楽しく、そして子どもの人間形成によって良い環境や関係を築くことができるのです。

子どもはおもちゃや遊びでは満たされない「おしごと」を求めています

どんなおもちゃを与えてもハマらない
一人遊びできず、常に大人の後をついてくる
何にも興味を持たずウロウロしている
集中力がない、最後まで自分でできない
よくわからないかんしゃくが多い

じこのような子どもにおしごとを与えると、みるみる変わっていくことがあります。なぜおしごとを与えることで変わるのか、それは子どもの発達に秘密があります。おしごとは、子どもの発達的欲求を満たしながら子どもに内在する力を引き出し、伸ばしていくものです。

日常生活だけでなくお勉強的なことはしなくていいの?

日常生活で小さな子どもたちの思考力や問題解決能力、やり抜く力などを育てることができますが、それにはちょっとした秘訣があります。おしごとをただ与えるだけでなく、与え方によって質の高い活動にできるのです。
実際、五感を使う活動が学力に関係すること、お手伝いが将来の成功に関係すること、運動が認知能力と関係が深いことなど、様々な研究もあります。

日常生活は大人からすると当たり前のこと・何気ないことですから、「これが何のために?」と不安になるかもしれませんが、おしごとは子どもの身体と心を力強く成長させるばかりでなく、知的好奇心への伸びも良くなります。なぜなら日常生活を通して経験する様々なことは、将来ことばや数、理科や社会などの教科学習にすべてつながるからです。

おしごと育児で育った子どもたちの意欲、好奇心、集中力、やり抜く力、チャレンジ精神、学びが好きな姿勢は、共通点でもあります。

子どもの変化

・理由のわからないかんしゃくが減る
・自分でできる子になる
・自己効力感が育ちチャレンジできる子になる
・思考力とやり抜く力が伸びていく
・意欲的になり、集中力が身に付く
・成功体験をたくさん積んで自分に自信が持てるようになる

親の変化

・子どものやりたがることがわかるようになる
・イライラが激減する
・子どもの才能の芽を見つけることができる
・不安が消え、子育てに自信が持てるようになる
・子どもと一緒にいても自分らしく過ごすことができる
・周りと比べて不安になることがなくなる

親子の変化

・対立が激減する
・長く続く子育て期が豊かなものになる
・今しかできない経験がたくさんできる
・親子の楽しい思い出ができ、絆が深まる
・大切なものを大切にしながら、毎日を過ごせる