モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育とは、マリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。医師として生命の発達の科学的な知識をベースとしながら、温かい眼差しで子どもの個性や能力を引き出した教育者です。世界で活躍する著名人を多数輩出したことで有名な教育法です。

モンテッソーリ教育の出身者
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ
Google創業者セルゲイ・ブリン、ラリー・ペイジ
Amazon創業者ジェフ・ベゾス
フェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグ
前アメリカ合衆国大統領　バラク・オバマ
藤井聡太棋士 他


0歳から6歳までは様々な「敏感期」が訪れます。
敏感期とは、ある物事に対して強烈に感受性が強まり、能力を獲得していく限定された時期のことです。モンテッソーリ教育は、生命の発達プログラムによって訪れる敏感期を捉え、それに合わせた環境や活動を整えることで、子どもの能力を最大限に引き出し、伸ばしていく教育法です。

この時期にあらわれる「自分でできるようになりたい」という強い意志を尊重することにより、自分で自分のことができ、自分の頭で考えて見通しを持って行動することのできる子どもに育ちます。

１歳〜２歳の子どもの特徴

この頃の子どもたちは世界を知るためのエネルギー・自分を成長させるためのエネルギーで溢れています。大人が習得するには何十年もかかるのものを、子どもたちはたった数年間で習得します。それほどのエネルギーと吸収力のある時期です。

この時期に「危ないから」「手間がかかるから」と全てを取り上げてしまうと、発達すべきものを取りこぼしてしまう可能性があります。発達の取りこぼしは今すぐ問題となることがないため気づきにくいものですが、成長してから困難さとしてあらわれることがあります。例えば、姿勢が悪い、集中力がない、話が聞けない、すぐに立ち歩いてしまう、不器用さがある、苦手があるなど、実はこの時期の過ごし方に理由がある場合も多くあります。
　
エネルギーに溢れ、吸収力の高いこの時期の子どもに対して、大人は「何を与えるべきなのか・何に配慮すべきなのか」を知ることが大切です。

この時期の子どもは「まだ何もできない存在だ」と思われ、大人の世界から遠ざけられてしまうのが一般的です。しかしモンテッソーリ教育は生まれた時から自分の人生の主人公となり、自分が生きる世界のあらゆることに触れていきます。実は、この時期から子どもはたくさんのことを学習し、大人が驚くほど様々なことができるものです。モンテッソーリ教育では０歳から２４歳までの発達段階を4つに分けています。なかでも最も吸収力が高く、人として大きな発達を遂げていく生後6ヶ月から２歳までの子どもの環境や活動を、ここでは学びます。

モンテッソーリ教育にはたくさんの専門教具がありますが、この講座では協会が推奨する20種類の教具で、すぐにクラス開催できる知識と方法を学びます。まずは我が子のために、お友達や近所の人に、自宅のリビングで、今やっている教室のクラスで、カフェの一角やスタジオを借りて…など、開催方法やスタイルはそれぞれです。あなたが目指したい開催方法やスタイルを、私たちは応援します。

３時間×５回　全15時間　　＊スケジュールは担当トレーナーによって異なります

日本乳幼児教育協会の『ベビーモンテッソーリ講師養成講座』は、モンテッソーリ教育だけでなく、乳幼児期の子どもに必要な『親子のふれあい』や『遊び』も盛り込まれています。そして子育て中の親御さんを支援する専門家として対人援助の知識も学びます。様々な知識を幅広く学び、ワークや課題に取り組んでいただくことで、講座修了後にはプロとして活躍できる人材を育成します。

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